2009年5月アーカイブ

それは必ず一本の墨を出すと所から始まる。つまりの墨だし。

墨だしから引き渡しの間のたったの2週間でドロドロのドラマが展開される。

指示しただのしてないだの。図面にあるだのないだの。言った言わない。

サービスだの追加だの。

それの根源はお金。お金。お金。

だが、それはすべて個々の価値観から生まれてくるものだと思う。

100円を100円で交換することに疑問を持つ人は少ないかもしれない。

だだそれが、おいしいリンゴだったらどうだろうか。

リンゴが好きな人なら200円。普通なら100円。嫌いなら0円。

リンゴが女性とのデートに変わったらどうだろうか。

彼女なら全額負担。友達なら7:3。なしな人なら5:5。いけそうな気がする人なら15:0。

見栄を張りたいわけではない。女性が男性の前で気を利かせる女性を演じるように、男性は女性の前では本能的に

強い男を演じたいだけなんだ。

だから、ラブホテルのお部屋ごとの料金パネルの前で男性は一瞬固まるのだ。

まあ、話がそれたが今日の15時から引き渡し。

この2週間ドラマの結末がきっと良い方向に行くように本当に心から願ってます。

僕の価値観では安くていい店だと思っております。

突然、目の前に現れた女性。川口さん。

黒縁の眼鏡。おかっぱ頭。厚いくちびる。褐色の肌。それが川口さんだった。

川口さんは新星の如く突然現れた僕にやさしく微笑んでくれていた。

学級員選考の際にも手を挙げてくれていた。

いけそうな気がする。

僕はこの頃から女というものを意識し始めていた。

というのも坂本君には彼女がいた。彼女というなんだか都会的な言葉に憧れていた。

僕は坂本君から彼女を持つということについていろいろ聞きたくて仕方がなかった。

中1時代に身につけた方法を使い坂本君に近づいた。

坂本君はいい奴だった。

すぐに対等の関係を気付きあげ、彼女をもつということを聞き出した。

休み時間は廊下で話、下校時間を合わせ一緒に帰る。夜、親を気にしながら電話をする。

それの繰り返しだという。

僕は感動した。その楽しそうな新世界にますます興味をいだいた。

また、それを話してる坂本君は実に男らしく見えた。

僕は坂本君の話を聞いては僕と川口さんに置き換え幸せを感じていた。

ひとりエッチも知らない14才春の出来事。

小学生から中学生。中学生から高校生。高校生から・・・。去年から今年。今年から来年。夏から秋。秋から冬。

こんな具合に人生にはうまい具合に心機一転できるチャンスが毎年必ず訪れる。

あの頃の僕は変わりたかった。中2になった僕は悩んでた。始業式終り、教室へ戻る廊下。知らない奴がまたこんなにいるなんて。中1で身につけた力なのか坂本君が中心ぽいの感じ取れた。媚びることはできた。でもそれじゃいけないこともわかってた。

・・・・…・…・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。媚びない。

ホームルームが始まり、いろいろ先生が話してる。野口先生。女性の化学の先生。新しい席の周りにはまったく知らない人ばかり。周りは楽しそうに話してる。おそらく中1つながりなのだろう。

???話してる。???ホームルーム中。それも新学期一発目のホームルームこのざわつきはだだごとではない。

周りの視線の先を追ってみた。女性。ふ~ん。うっん。人生初の二度見だった。

彼女はこの県で1・2を争う進学校にもかかわらずトップで入学した女性だった。さすがの僕もうわさぐらい知っていた。

ただ、うわさ以上だった。

・・・・・・・・・舞い降りた。人生の神なのか。今でいう笑いの神なのか。神々の遊びではないのは確かだけど。

とにかく一瞬の出来事だった。坂本君に媚びることなく。坂本君に言うわけでもなく。何も知らない人に向けて僕の口は開いていた。

「すげーぶさいく」

大きく人生が変わった。それは肌で感じ取れた。周りの目が小学生時代に味わってた仲間の目に変わった。

僕はうれしかった。最低かもしれないが僕はうれしかった。そして何度も何度も連呼した。

「うわぁお!ぶさいく」

聞こえるか聞こえないか神がかりな音量で叫び続けた。

一気に教室中の視線を独り占めにした。きもちいい・・・。

そして、ホームルームが終わる頃。図書員だの体育員だの決まっていく中、僕は学級員になっていた。

あの坂本君との勝負の末にだ。

人を傷つけのし上がる最低だがそんなことはどうでもよかった。僕はご満悦だった。僕はやっと重い荷物を下ろしたようだった。笑ってくれてたとなりの席の女性に話しかけようと思った。

・・・・・可愛かった。・・・・人生初の恋。初恋をした。女・・・。

それはいまから18年前の話。

中二時代に行く前に・・・

僕の田舎はなかなかいいとこなんです。

旧国道沿いにあり、昔参勤交代の大名行列が通った場所でも有名で今でも11月にはその当時の服装をして祭がある。

要は宿場町です。本陣や脇本陣、肉屋さん、魚屋さん、八百屋さんなど情緒あふれる街並みと人柄で構成されている。

聞いた話だけどそこら一帯は僕の家の所有の土地らしい。

話はまた戻るが、中一の僕はだめだめでした。はじめての挫折。お金で買えない物に出会ってしまった。

それは友達。僕は小学校時代からお受験のため塾に通い晴れて有名私立中学に入学。そこは高校までのエスカレーター式で僕の人生もその名の通り上へ上へ昇るはずでした。

話せないし話す人がいない。友達の作り方なんて知らないし。

それでとった行動は人気がある男を見つけてはまず媚びる、媚びる、媚びる。

そのせいだろうかその一年の記憶がまったくない。

唯一記憶に残ってるのがその男を好きだろう女に言われた言葉。

「あんた、あつの何なのさ」

ここで結果から話そう。

中高と一貫教育の学校に行った僕。この6年間で学級員にならなかったのはこの媚びた一年のみ。

そう転機が訪れたのは翌年の中2。

僕は見つけてしまったのだ。・・・・続く

どこからはじめればいいのでしょうか。

中一の僕はみじめそのものだったのかもしれない。

僕が生まれた町では僕の家、家族、兄弟、父や母を知らないものなどいなかった。

僕が生まれた県の地図帳には今でも僕の家がプロットされている。

何不自由なくと言葉がこれほど似合う人間がいるのかというぐらい似合っていた。

まさに絵にかいたようなボンボン。

そう人は僕のことをボンボンと言う。

それだけではない。

ボンボンの頃の僕はモテモテだった。

チョコを拒む一面も見せながら3月を迎え、卒業・・・そして入学。

今から20年も前の僕のこと・・・・・続く

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