2007/12/27 東京新聞夕刊より
警察庁の「自転車の安全な通行方法等に関する検討懇談会」(座長・吉田章筑波大大学院教授)は二十七日、「携帯電話を使用しての片手運転を禁止事項として周知すべきだ」などとする報告書をまとめた。…来年の改正道路交通法の施行を前に、自転車の走行実態に対応した安全ルールを普及させる目的だ。報告書は、携帯電話の使用や傘を差しての片手運転、ヘッドホンで音楽を聴くなど外部の音が聞こえない状態での運転などの禁止事項や…注意事項を周知させるべきだとしている。
また、雨天での走行では「雨がっぱ等を着用すること」とし、傘をハンドル部分などに固定しての運転は、道交法の「安全運転義務」違反に当たる可能性も高く危険と明示すべきだと指摘。
今年六月の道交法改正で、自転車は原則として車道通行だが、十三歳未満の子供が運転したり車道の危険を回避したりするなどのやむを得ない場合、歩道走行が一部容認されることになった。
やりますねぇ、警察庁。
自転車ルールの強化に賛成。
来年の改正道交法のなかで自転車が車道に(堂々と)出る権利を法律で担保してあげるんだから、その代わりに安全に通行するためのルールは守らなくちゃいけないってことでしょうか。
ただ、原則車道通行やら、傘や携帯電話を使いながらの片手運転の禁止ってことが、自転車ユーザーだけでなく、車を運転する人たちに広がるのにはかなり時間がかかるやろなぁ。
やっぱ自転車は車道に出て、スピード出して漕いだほうが絶対楽しいし、早いし、健康的。
と言いながら、僕はしょっちゅう音楽聞きながら自転車を漕いでます。
スミマセン、自重します。
森のオーベルジュは、どんぐり村に併設していて、宿泊施設と農園レストランからなっています。
佐賀市の観光の仕事をしているので、いずれは「現地調査」に行ってみたいと思っていたのでした。
三瀬村は、フランスのクサック村と姉妹村なので、森のオーベルジュでいただく料理も、フランス料理。
料理は、地元で取れた新鮮な野菜と、佐賀牛、三瀬鶏、どんぐり村のジャージー乳などが使われています。
一泊二食付き、一人¥15, 000~。
サービスと料理の割には、お手頃だと思います。
食事のみもOKだそうです。
ですが、ちょっとカロリー取りすぎたので、これからしばらくご飯と漬け物のみで質素に暮らします。
佐賀市北部は福岡の中心部から1時間足らずで行くことができますが、農家の普段の食卓を楽しめる“農家民宿”から、ちょっとお洒落な食事を楽しむことができる施設まで、色々なメニューがそろっているので、オススメのエリアです。
ロビーは、シックな雰囲気。内装は茶系と白で統一。
レストラン。暖炉の香ばしいにおいと、
パチパチという音が良い感じです。
みつせ鶏とモリーユ茸のパイ包み みつせ鶏ささみの薫製とフレッシュサラダ 冬野菜のチーズフォンデュ アワビのポワレとツノのソースウニのクリームパスタ添え 佐賀牛ヒレ肉の炭火焼きとフレッシュフォアグラ トリュフソース クリームブリュレとさがほのか苺のアイスクリーム 朝ご飯。 ジャージー牛のヨーグルト
森のオーベルジュ
住所:佐賀市三瀬村杜2234-67 どんぐり村
電話:0952-56-2116
23日の昼、嫁さんと一緒に富士町の与楽庵へ。
築150年の古民家をリニューアルした建物。
店の内装やインテリアもセンスがいいっす。
店内には適度な音量で、お洒落なジャズが流れていました。
料理は、地元富士町産の旬の野菜や山菜の創作和食と、主人の手打ちそば(新そば)、雑穀米とお漬け物のセットが1500円。
味付けが甘すぎず、辛すぎず、とても上品なお味。
そばは細麺でツヤが良く、味も美味かった。
お会計のときに、うちの嫁さんが店に飾られていたコンサートの写真に目をつけ、「これは何の写真ですか?」と主人の森山さんに聞いたところ、「ちょっとお時間いいですか」と言いながら、色々なお話を聞かせてくれました。
なんでも、「田舎からの情報発信」をテーマに、この古民家をライブ会場にして、年に1~2回、コンサートを開催しておられ、世界的に有名なJAZZ奏者なども来ているそうです。
コンサートの写真を見せて頂いたのですが、灯明でライトアップをされた古民家にて、そばを頂きながら音楽を楽しむイベントで、かなりいい感じです。
次回のコンサート開催時には、是非誘って下さいというお願いをして、お店を出ました。
主人の森山さんは、元は福岡でデザイン会社を経営しておられた方で、奥さんは書道家。
料理・酒・音楽・デザイン・イベントなど、多岐にわたってハイレベル…。
都会の暮らしや遊びを十分に楽しんだ方が、田舎に移住して、自分なりのライフスタイルをさらに追い求めてるって感じがしました。
先付け
(カキとブロッコリーの白和え、紫芋の甘煮、かぼちゃとじゃがいものサラダ、ふろふき大根)
与楽庵
住所:佐賀市富士町麻那古1099
電話:0952-51-7088
今日は、西中洲のシャバダにて、嫁さんのご一家とお食事に。
店の内装は、柿沼守利氏。
僕は普段こういう“いい店”に行く機会があまりないので、たまに行くと緊張してしまいますが、嫁さんが色々とマスターから豆知識を聞き出してくれました。
下仁田ネギは、殿様ネギという別名があるらしいです。
気象条件や地質的な条件のため、群馬でしか採れないんだと。
とても肉厚で、甘いネギでした。 天草牛のイチボのステーキ。
イチボとは、牛1頭につき1.5kg~2kg程度しかとれない希少部位とのこと。
赤みが多いのですが、見た目と違ってとってもやわらかいお肉でした。
この料理のお供はイタリア・トスカーナのワインでした。
お客さんもワイン通の常連といった感じで、僕みたいな若造には似つかわしくないお店でしたが、スペシャルな夜にふさわしい、とても美味しいお食事でした~。
シャバダ
住所:福岡県福岡市中央区西中洲4-10
電話:092-741-7337
社会起業家フォーラム代表の、田坂広志氏の講演が日経新聞に載ってました。
2007/12/18 日経新聞広告特集「CSRと社会起業家-イノベーションの新たな戦略」より、一部抜粋
・・・・人材流動化の時代は、一つの企業で育った人材が、他の企業で活躍する時代。
そして、これからは異業種とのネットワークのなかから新事業が生まれてくる時代。
自社で育った人材が、その企業を巣立ち、さまざまな企業で活躍することは、その企業にとって、社会貢献であるだけではなく、大きな財産となっていく。
経営者はそれを人材流出と嘆く必要はない。
では、社会に貢献する人材とはいかなる人材か。
その新たな人材像が「社会起業家的人材」である。
この社会起業家的人材は、日本社会における新たなイノベーションを牽引していく。
その第一の理由は、競争原理と成果主義だけではイノベーションは起こらないということ。
人の役に立つものをつくりたいという夢、志、使命感が新たな商品の開発を成し遂げ、イノベーションを牽引していく。
第二の理由は、イノベーションそのものが進化すること。
これまでは政府や大企業が牽引し、生活者や消費者がその恩恵を享受してきた「享受型イノベーション」であったが、これからは生活者や消費者が、直接、商品の開発や普及に参加する「参加型イノベーション」になっていく。
そして、その進化を加速するのがウェブ2.0革命。
いま、ウェブの世界では、ユーザーが自発的に集まり、自由に意見を出し合い、生産者と消費者が協働して新商品や新サービスを開発する「プロシューマー型開発」が増えている。
しかし、こうした「人々の智恵」を借りてイノベーションを進めるためには、企業の「共感力」が問われる。
利益至上主義の企業には、人々の智恵は集まってこない。
その企業の社会起業家的人材の「商品やサービスを通じて社会に貢献したい」との思いに共感するから、多くの人々が智恵を貸してくれる。・・・・
最近の、食品・建設・製造など幅広い分野での偽装・偽造関連のニュースを見ていると、消費者の目も、内部の社員からの目も大変に厳しくなっていて、企業の製品やサービスが社会的に認められるためのレベルが相当高くなってきていると感じます。
「ルールが厳しすぎる」「コンプライアンス不況」といった声もありますが、僕は、ある程度ルールを厳しくすることで製品やサービスの品質がさらに向上するので、最近のこの風潮はむしろいい傾向だと思っています。
社会貢献の主体は、個人、企業、都市、地域など、様々あると思いますが、先日、「いくら地域としてイメージアップに努めていても、一つの企業の失敗によって、地域のイメージ自体が下がってしまう」という話を聞きました。
仕事の中でも、「都市としてどうコンプライアンスを保っていくのか」、というのは、一つのテーマになっています。
個人としての社会貢献とは、田坂さんの言われるように、日々の仕事を通じて世の中にために少しでも貢献するという意識を持つことだと思います。
企業としては、ルールやモラルを守るのは当然のことで、法令遵守・コンプライアンスの問題をクリアした上で、「どう社会に貢献していくか」ということこそが問われている時代のようです。
そして、都市・地域としても、社会に貢献する活動を行っている、ルール違反を犯さないように頑張っている人たちが住む場所、というイメージを出せればプラスに働くでしょうし、地域の中の企業に、コンプライアンスの啓発を行っていくことの重要性・必然性が高まってきています。
これらの、都市・地域として社会的責任(Town Social Responsibility? Area Social Responsibility?)について、来年はもう少し深く勉強してみたいと思っています。
食ネタ2連発。
年末に向けて、メタボコースをひた走ってます。
昨日は会社の忘年会の会場選びと称して、上司と一緒に鹿児島黒豚専門店「万太」に行ってきました。
やっぱ黒豚美味いです。
サイコーです。
注文を受けてから肉をスライスするという「黒豚しゃぶしゃぶ(一人前1980円)」は、美味しくない訳ないっす。
この店の一番のウリはしゃぶしゃぶのようですが、塩焼きや、ナンコツ、レバテキなど、黒豚をいろんな料理でいただけました。
意外と美味しかったのが、「黒豚とあさりの白菜酒蒸し」。
黒豚、アサリ、日本酒、ショウガなどの出汁がよく出てて、ウマ~。
加えて、焼酎は50種類と豊富な品揃え。
知る人ぞ知る「地焼酎」を数多く集めているようです。
今回は萬膳、村尾、佐藤の黒をいただきました。
萬膳は初めて飲んだのですが、良い意味で芋くさくて美味しいですね。
全て1合売りで900円~と、九州にしてはお値段高めでした。
とても美味しかったですが、一年を締めくくる大事な忘年会の会場は、あと何ヶ所か吟味してみる必要がありますなぁ。
飲みたいだけって噂もありますが。
鹿児島黒豚しゃぶしゃぶ万太
福岡市早良区西新1-7-10てんぐ屋西新ビル1F
092-823-3788
生ワインというものを初めていただきました。
以前から飲んでみたいと思ってたんですよ、コレ。
なかなかそんな機会がなかったのですが、会社にお歳暮で?送られてきたものを味見してみました。
今回飲んだワインは、信州の「井筒ワイン」
井筒ワインHPより、生ワインについて。
通常ワインをびん詰めする際、ワインの中に残留している酵母菌をフィルターなどで濾過するかパスチャライズ(低温殺菌もしくは火入れ)をします。アルコール度数は12度。
そのままにしておくとワインに残った元気な酵母菌が糖分を食べ尽くし、スパークリングワインになってしまうからです。
生ワインはそうした処理をしていません。だからフレッシュな味わいだけでなく濁りや澱(おり)・身体にやさしい酵素や微炭酸も含んでいます。さらに酵母が生きているので、びん内で二次発酵を続けます。
かすかに発泡があり、栓を開けるときに「ポンッ」という音がしました。
ワイン版の「どぶろく」といった感じでしょうか。
僕はどちらかというと年数が経った重めのワインの方が好きなのですが、このワインは若いので、さらっとした口当たりでした。
人によっては、熟成が足りないと感じるようですが、ほんのりと甘みがあって、飲みやすかったです。
昼食は、友人S氏との作戦会議を兼ねて、山本宇一氏プロデュースのCOMMENT ALLEZ VOUS(コマンタレヴー)に行ってきました。
山本宇一氏は、元都市計画屋さんで、現在は空間プロデューサー。
「自分が欲しいと思って街に足りないものを作る。それが私の仕事」
2006/3/25朝日新聞b版
今の会社に入社して間もない頃、この記事を読んで、スクラップしてました…。
将来の理想像の一つだな、なんて思いながら。
「大学卒業後、都市計画の会社で働いていたのですが、当時の自分にはスパンが長すぎた。直接に人の顔が見える仕事がしたい、そんな想いがありました」
2005/12/26日経トレンディ
今では、その言葉の意味が少しわかります。
グレーと黒のシンプルなデザインのお店。
川に面した開口部を大きくとってあるのと、天井が高いので、開放感がありました。
ハンバーグランチや食後のコーヒーも普通に美味しい。お値段900円(料理800円+デザイン料100円!?)
結婚式2次会とかに使ったらいい感じなんじゃないですかね。
山本宇一に聞く 前編
山本宇一に聞く 後編(日経トレンディネットより)
COMMENT ALLEZ VOUS(コマンタレヴー)
福岡市中央区天神1-16-1 西鉄イン福岡1F
092-714-3308
「2011年、九州新幹線が開通すると、熊本の経済力は福岡に吸い取られる。熊本市は、コンパクトシティを目指し、大都市にない暮らしを提案する都市になるべきだ。」という経済アナリスト森永卓郎氏のコラムを読んで、熊本市の都市計画について感じたこと。
まず、行政の大きな方向性はどちらかというと拡大志向だという気がします。
熊本市(人口67万人)としては、何とか政令指定都市(70万人)を目指そうと合併に動いている最中ですが、周辺町村からは、熊本市に吸収されてしまうというイメージを持たれているようです。
そして、昨年度中心市街地活性化計画を策定し、これに関連して、駅前や交通センター、辛島公園周辺の再開発も進められていますが、ハード整備と企業誘致は効果があまり期待できないと思います。
福岡から熊本まで35分で行けるので、熊本に支店を出す意味も薄れるでしょうし。
ガンガン再開発をして、新しいビルをつくり、オフィスを準備するというのは、やはりちょっと違うかなと。
ちなみにこの中心市街地活性化計画(東京の銀行系総研が作成)は、地元の専門家からは、「絵に描いたモチで意味がない」という手厳しい見方もあります。
観光面で見ると、現在でも既に熊本は通過型の観光地となっているようです。
熊本城には例年約80万人の観光客が訪れていますが、熊本城と阿蘇山に団体バスで乗り付け、街中で飲食・買い物をせずに次のスポットに行ってしまうため、市内への経済波及が少ないという声をよく聞きます。
僕が個人的に熊本で面白いと思うのは、戦災で焼け残った古い街なみと、それを活かそうとする地元の人の様々な取り組みです。
特に戦災で焼け残った地区は、加藤清正がつくった熊本城の城下町の、昔ながらの街なみが残っています。
中でも、上の裏商店街や、新町、古町などの昭和的な情緒、子飼商店街という昔ながらの商店街なんかはオススメのスポットです。
そして、こういった街なみを残そう、活かそうと動いている市民、団体が熊本市にはたくさんおられます。
また、大学の都市計画研究室が街中に出張してきて、市民と一緒になってまちづくりを考える取り組みが展開されています。
個人的には、こういった地道な活動を市ができるだけ応援して、「市民がつくる熊本市」といった方向性を長い時間かけて進めていってほしいと思います。
新町・古町といった地区は、熊本駅と中心市街地を結ぶエリアに位置しているため、このエリアに人を呼び込むことで、市街地への滞在時間も増え、消費も拡大するのでは…。
来年度、熊本市の都市計画の基本方針となる、都市計画マスタープランが策定される予定ですが、この結果が楽しみなところです。
背景となる動きについてのメモ。
●行政の都市計画関連の動き
・熊本市は広域合併によって政令指定都市となることを目指している。
・熊本市の都市計画の基本的な考え方となる計画(都市計画マスタープラン)を来年度作成。
・熊本都市圏の都市計画区域マスタープランは、良い意味でコンパクトシティ、悪い言い方をすると、熊本市中心の考え方。
→市街化区域(開発できる区域)は基本的に、熊本市と隣接した部分のみ。
・中心市街地活性化計画を昨年度策定。
→中心市街地とは、熊本駅から中心市街地までのエリア
●ハード整備
・熊本駅周辺の再開発
→鉄道を高架に
→県・市の合同庁舎を熊本駅周辺に移転
→駅ビル新設
・中心市街地再開発計画
→熊本交通センター、辛島公園周辺
・本丸御殿復元
→総工費70億円
●ソフト面の活動
・熊本城築城400年祭
・熊本ルネサンス http://www.kumamoto-runesansu.jp/index.html
→熊本の魅力を行政・民間が一緒になって掘り起こし、PR、イベント等展開
・まちなか工房
→熊本大学の都市計画研究室(両角研究室)が中心市街地に出張研究室を設置し、まちづくりを産官学一体で考える取り組み
→全国都市再生まちづくり会議2006「まちづくり大賞」受賞
・熊本まちなみトラスト
→駅と市街地を結ぶエリアで、地元に根ざした活動(個店誘致、イベント等)を精力的に展開
ちょっと前の話になりますが、11月2日、「日経地域情報化大賞」が発表されました。
大賞は、島根県松江市の「Ruby City MATSUEプロジェクト」。
以下、日経の記事(12月7日特集「高まる地域の『情報力』」)より抜粋
「松江で育てる先端ソフト」(松江市産業経済部参事 田中哲也氏のコメント)
日本で生まれたコンピューターのプログラム言語「Ruby」が世界の注目を集めている。松江市は2006年7月、この言語を使える人材の育成や研究開発を目的に交流施設「松江オープンソースラボ」を開設した。産官学が連携したこの取り組みが評価されたのは嬉しい。↑どこのネットにも載ってなかったので、自分で打ち込みました(まずいかな?)。
松江市は人口二十万の城下町。ご多分に漏れず地域振興に苦しむ中で白羽の矢を立てたのが、市内在住のまつもとゆきひろ市が発案したルビーだった。
市には百億円などの補助金で企業を誘致する余力はない。その点、人々が自発的に集まって智恵を出し合い、ソフトを進化させていく「オープン・ソース・ソフトウェア(OSS)」という発想にまず引かれた。代表例がリナックスであり、我々もルビーに関心を持つ人が産官学を問わずに参加できる受け皿づくりから始めた。
まつもと氏が地元からいなくなったらどうするのかという質問も受けるが、心配は無用だ。これからもまつもと氏の助言は必要だが、ルビーの開発プロジェクトはすでに第二、第三のステージに入っている。
有志が集まって議論を戦わせる段階を越え、活動は各地に波及している。福岡市ではRubyビジネス・コモンズという組織が市内の天神地域をカバーする地域情報システムの開発を始めた。東京都三鷹市もルビーの技術者養成に着手。松江市ではまつもと氏が理事長の普及団体ができ、活動の和が広がっている。
そして、梅田望夫氏の最近の著作より抜粋
「ウェブ時代をゆく」P60
「数々の国家プロジェクト、複数の大企業が組織を挙げて莫大な資金を投じたプロジェクトが成し遂げられなかった「日本初世界のソフトウェア」という快挙は、まつもと一人のリーダーシップと、インターネット上で「Ruby」の面白さに魅了された世界のハッカーたちとの共同作業によって成し遂げられた。」
一人でも地域からリーダーが生まれれば、その“志向性”に惹きつけられた世界中の力を結集して、スゴイモノを作り上げることができる時代なんですね。
そして、ウェブ上だけでなく、実際の都市(例えば松江市)にも人が集まってきて、新しい産業が生まれています。
梅田望夫氏とまつもとゆきひろ氏の対談(前編)
梅田望夫氏とまつもとゆきひろ氏の対談(後編)
2007/12/10 西日本新聞夕刊より
人工島に大型物流施設 イヌイ建物2010年春稼働 1000人規模の雇用計画
倉庫業のイヌイ建物(東京)は10日、福岡市東区の人工島(アイランドシティ)西側の「みなとづくりエリア」市一工区で分譲中の土地4・4ヘクタールを購入することを決め、大型総合物流施設を建設する方針を固めた。施設業務として、今後増加が見込まれる自動車など製造輸入部品の仕分け、保管などを柱に想定。中国などアジア諸国から人工島が近く周辺に陸海空の物流拠点があることや、九州内で工場立地が盛んなことが進出理由とみられる。稼働は2010年春で、500‐1000人の地元雇用を計画。福岡市は同日午後、正式発表する。人工島ではこれまで最大の企業立地。投資額は土地が約56億円、建物が約150億円。福岡市は議会の議決を経て来年3月に土地を引き渡し、その後、同社は施設建設の準備に入る。施設は6階建てで延べ床面積は15万平方メートルを計画しており、全国の港湾物流施設では最大規模となる。
同社は、進出手法として、土地などの所有権の移転が伴う不動産の証券化を行う。福岡市の立地交付金制度は、所有権者を対象としており、不動産の証券化など最近の開発手法に適しておらず、同市は制度変更を検討している。
同市はこれまで、JR貨物福岡ターミナル、香椎パークポート、福岡空港と主要拠点が人工島の半径10キロ以内に近接している利点を使い、各地から持ち込んだ荷物の保管、積み替えなど総合物流を効率的に行う施設設置を企業に提案してきた。
人工島整備事業については、同市のプロジェクトチームが今後の方向性についての最終報告書を4日に公表。みなとづくりエリアは積極開発する方針を示していた。
同社は、東証2部上場。年間売上高は約143億円(06年度)。主要事業は倉庫業で、東京都心での不動産開発も手掛けている。
日本最大級だそうですね。
1㎡あたり約13万円で購入したんだと…。
(一部、機関誌に掲載する記事の転記)
最近、友人が東京から戻ってきたり、また地元に戻ってきたいという声を聞き、「ひょっとしたら、昔に比べて“同世代の若者”は地元に帰ってきているのではないか」という仮説を持ちました。
そこで、団塊の世代(S21~25年生まれ)、僕と同世代(S51~55年生まれ)の2つの年代について、10~14歳時点の人口が、5年後、10年後~現在までにどのように変化しているのか、人口の定着を見てみました。
資料:昭和30年~平成17年国勢調査(総務省)
九州から東京への人口の流出は止まりません。
福岡県については、福岡の大学に通学するために一時若者が増加する動きもありますが、大学卒業後は減少していきます。
東京都、九州の人口の定着を見ると、昭和21~25年生まれの「東京の団塊の世代」について、10~14歳時点の人口が約90万人でしたが、この世代が20~24歳になった時点では約170万人と、約2倍に増加しています。
対して、昭和51~55年生まれの世代では、約1.5倍の増加となっています。
九州への定着を見ると、団塊の世代では、10~14歳時点の団塊の世代は約160万人であったのが、20~24歳になったときには約90万人と、6割減少しています。また、昭和51~55年生まれの世代では8割減少しています。
人口の東京への集中は若干ペースが鈍化していますが、依然継続しているようです。
また、団塊の世代では、大学卒業後に九州に戻る動きも見られましたが、現在25~29歳の人口は依然減少傾向にあります。
日本経済はバブル崩壊後の不況から回復し、今後の団塊の世代の退職による労働力不足が不安視されるなか、現在25~29歳の働き盛りの若者が今後どこまで九州に戻ってくるのでしょうか。
福岡県についても、大学卒業後は若者が福岡県から出て行っており、25~29歳の人口は、10~14歳時点での人口の95%となっています。
地元に戻る若者への就労支援・雇用の場の確保や、ITを活用した遠隔地就労など、地方でも働くことができるようなワークスタイルが確立されない限り、この傾向はしばらく続きそうです。
確かに、最近横浜に行った友人や、東京に行く友人もいます。
地元の事が好きだという人は多いけれど、やはり戻ってくるよりも出て行ってしまう方が多いんでしょうね。
みなさん、福岡で盃空けて待ってますよ。
スマートフォンを買うか、ノートPCを買いかえるかで迷ったのですが、一度スマートフォンを使ってみようかと。
機種は東芝のX01T。
当初は夏ごろ発売の予定だったのですが、発売延期の連続で、結局12月8日に発売。
予約してから4ヶ月間も待ったので、発売当日に買いましたよ!
キャリアをドコモからソフトバンクへ乗り換えました。
11年間ドコモを使いましたが、長期ユーザーにたいした優遇もなかったので、未練なしです。
iPhoneがドコモから出たら、またドコモに戻るかもしれませんけど。
機能だけをみると、イーモバイルのEM-ONEが一番よさげなんだけども、嫁さんも両親もソフトバンクなので、通話料の安さでソフトバンクの一択。
ウィンドウズモバイル6搭載で、ワード、エクセル、パワポなどの基本ソフトが使えます。
通信方式は3Gハイスピードで、PCサイトも思ったよりストレスなく見れました。
WiFiはまだ使ってないけど、福岡の街中に公衆無線LANはほとんどないでしょ。
家の無線LANが使えるかどうか、試してみる必要あり。
あと、ディスプレイはタッチスクリーンなのですが、スタイラスペンがなければ、ちょっと使いにくいです(指が太いため)。
ていうか正直、まだあまり使いこなせてません・・・。
昨日、今年の仕事の山場の一つだった委員会が終わった。
年に二回開催される重要な会議なので、ここ数日、資料を準備したり、進行の打ち合わせをしたりと、この日のために照準をあわせてきた。
上司が別件で参加出来なかったのでコンサルは僕一人。色々と不安もあったのだが、委員会は無事に終了。
担当課長の機嫌も上々で、よかったよかった。
いやぁ、ほんとスッキリしたわい。
新しい仕事ももらって、かなりいい感じの一日でした。
まだまだ進行の仕切りなんかはへたくそですが、場数を踏んで修行していくということで。
その後、会長の先生たちと打ち上げ。
諸般の都合で、店名は書けないのですが、日本酒と小料理を楽しむことができるお店で、野菜はママの手作り。砂糖や化学調味料は一切使用してないんだと。
気分が良かったので、ついつい飲みすぎてしまいました。
コチ、クツゾコ、コウカイの刺身 タイラギの刺身 ガンバ(小さなフグ)の鍋 鯨と高菜の煮付け カラミ大根と鴨を一緒にいただく
秋田の酒「両関」の新酒 「あらばしり」 このほか、「呉春」「能古見」などをいただいた
日曜日、仕事で調べ物があったので、福岡県立図書館へ。
すぐ横に筥崎宮があるので、お守りを買いに行った。
今までお守りなんて一度も買ったことがなかったけど、今年はこれで二つめです。
これも心境の変化ですな。
都合のいいときだけ、神頼み。
6時頃に仕事を切り上げ、嫁さんと城南区のイタリア料理店「Ristorante TORIKAI」へ。
まだオープンして1年経ってない(2007年1月オープン)ですが、城南区にイタリア料理の美味しいお店があるという噂を聞いていたのでした。
内装の写真を撮ってませんが、白と茶色で統一された、女性が好きそうな感じの洒落たお店です。
蝦夷鹿のなんちゃら。
蝦夷鹿なんて初めて食べた。意外と臭みがないんですねぇ。
写真をよく見ると、「キャンティ・クラシコ」と読める。
シエナのワインだそうです。
コースは一人3990円から。
お店の雰囲気と、価格、味、ボリュームのバランスが良く、いいお店です。
こうして、あっというまに週末が過ぎていきます。
Ristorante TORIKAI
リストランテトリカイ
住所:福岡市城南区鳥飼5-6-3グレース城南1F
電話:092-832-3122
一週間遅れですが、飯山シンポジウムに出席しての感想などを記入。
機関誌に掲載する記事の転記。
このシンポジウムは、立教大学アミューズメントリサーチセンター(RARC)が主催し、「観光地を磨くセンスアップの技術革新」をテーマとして、長野県飯山市なべくら高原の「森の家」において開催された。
目的は、各地の観光地の技術革新の事例、また観光資源の「リユース」「有効活用」の事例についての情報交換・共有であり、今回が昨年12月に引き続き2回目となる。
これら2回のシンポジウムで出された観光地における技術革新の事例をデジタルアーカイブとして蓄積・整理し、今後の観光地研究・計画にあたって活用するためのデータベースを構築している。
このシンポジウムは、当社がお手伝いしている佐賀市観光推進協議会の会長である立教大学観光学部村上和夫教授からお誘い頂いた。少人数で、知り合いのネットワークによって人を集めて議論する形式だそうで、参加者は37名で、立教大学観光学部をはじめとする大学の研究者の方々や、旅館、旅行会社等の事業者、メディア、行政、コンサルタントなど、観光に携わる様々な立場の方々が来られていた。
当日は、まず「戦後の観光地に於ける革新事例」というテーマで鼎談が行われたあと、「まち」「農村」「温泉」という3つのテーマに分かれてのワークショップが開催された。
余談ではあるが、会場の森の家は長野県の最北端、鍋倉山麓にあり、周辺は前日まで大雪で50~60㎝ほどつもっているという状況であった。
●戦後の観光地に於ける革新事例の読み解きについて
まず、第一部として、長野大学三田先生、城西国際大学溝尾先生、財団法人日本交通公社梅川氏のお三方から、戦後の観光地における革新事例についての読み解きがあり、その後第二部として、「まち」「農村」「温泉」の3グループに分かれ、全国各地の観光地の革新事例についての報告・意見交換が行われた。
第一部の鼎談の中では、
・過去は量の供給が求められたが、現在は消費者が成熟化してきているように、時代によって消費者のニーズは変容していくので、観光地も変わることが必要であり、時代に合った地域資源への見直しが必要。一方で、昔も今も、「古いもの」「変わらないもの」に価値がある。
・発想の転換は外部の人の視点から起こるケースが多い。賑わいが継続している観光地は、外部の新しいアイデアを取り入れる土壌がある。外部の人の「新しい動きを察知する能力」を参考にしながら、観光地を革新していくことが必要。
・現在は多様化の時代であり、情報化の進展もめざましく、過去と比べると凄まじい早さでイノベーションが起きている。
・イノベーション時代のシンクタンク・コンサルタントにとって、世の中の変化のスピードに合わせて提案を革新していくのは大変なことである。
・事例はたくさんあるので、これらを参考にしながら、地域の人々の前向きな姿勢を連携し、後押ししていくことが必要。
といった意見が出ていた。
また、観光の研究者にとって、まちづくり・都市計画的な手法でコミュニティーを活性化することで観光振興を図る場面が増えてきているという意見もあった。当社はこれまで、地域づくりの一つの手段として観光振興に取り組んできたが、確かに、九州でも旅行会社系のコンサルが景観形成や歩行者の動線計画などを含めた地域活性化の仕事をしている状況がある。会議運営・ワークショップの進行だけでなく、都市計画的な法制度の誘導からの観光振興など、旅行会社のコンサルにはない強みを観光面でアピールしなければならない。
●各地の革新事例についての意見交換
第二部のワークショップでは、「まち」のグループに入り、平成18年度に作成し、現在進行中である「佐賀市観光振興戦略プラン」の事例についての発表を行った。
私の発表の概要は、
・委員会形式(委員長:立教大学観光学部村上和夫教授)でプランを作成したが、委員は観光客の送り手である福岡の女性・メディアと、受け手である佐賀の事業者、公共交通関係者、旅行会社などにお願いし、発地と受け地の両方の視点からつくったプランであること。
・情報発信、商品開発・ルートづくり、もてなしの3部会に分かれてテーマ別に具体的な議論を行い、18年度内に3つの取り組みを実行に移したこと。
・プラン策定に関わった人々が計画から実行まで関わるというプロセスにより、佐賀城下ひなまつりという一大イベントでの提案事業の実証実験、佐賀市民のふだんの生活を楽しんでもらう商品の展開など、できるだけお金をかけずにとにかく実行に移していく活動が今後も各所で展開されていくこと。
といったことであったが、ワークショップ参加者の方々からは、「外部から移住してきた人が、地域の何がすごいかを地元の人に説き、地域のモチベーションを上げていることがポイント」「今後10年、20年と継続するための組織づくり、人材の発掘がカギ」「観光客の送り手となる福岡都市圏の女性を委員に入れていることが興味深い」などといった意見をいただいた。佐賀市の方とも、今後の継続体制が現在の最大の議論ポイントの一つであり、プランを永く継続していくための体制づくりのヒントをいただいた。
このほかにも、長野県信濃町の森林セラピーについてや、横浜市観光協会が作成したHPについて、練馬区における農業体験農園や、住宅都市における住民向け観光ガイドブックなど、今後の仕事に活かせる具体的なアイデアを多数いただくことができた。
●革新を読み解く視点と、地域に深くはいるスタンスの重要性
今回のシンポジウムに参加して、ファーストステップとして他地域の動きの何が革新的なのかを判断できる視点を養い、自分の技術を革新していくということの必要性を改めて感じた。それと同時に、地域に深く根ざすことで地域の諸問題に対して様々な角度からの解決案を提示でき、地元の人とのネットワーク・結びつきを深め、共に動いて問題を解決することができることが必要であり、「進取のアタマを持ち、カラダは地域に深く根ざして活動すること」が必要であるとの思いを強くした。
そのためには、今回のように様々な意味で「見晴らしの良い場所」に出掛けることはとても大事な経験であり、ネットワークも広がる。この他に雪山を歩く森林セラピーも体験することができ、実りある一日であった。
早いもので、もう師走です。
年末に向けてやることがたまってる方も多いのでは。。。
最近、家で仕事をしたり、本を読んだりするときには、キース・ジャレットの「ザ・ケルンコンサート」をよく聴いてます。
このアルバムは、ドイツのケルンでのソロピアノコンサートを収録したもの。
メロディが流れるように美しく、とても即興とは思えません。
たまに聞こえてくる彼の歌い声、うめき声も臨場感がある。
なんでも、このライブ当日のキースの体調は最悪で、長旅の疲れもあり、コンサートは中止が決定されたそうですが、キース自身が「どうしてもやりたい」と言って実現されたそうです。
そんな状況にあって演奏されたこのコンサートは、彼の生涯最高のソロ演奏と言われています。
苦しいときにこそ、最高の力を発揮する。
かっこいいですねぇ。
まさにプロフェッショナル。
何か集中して作業する必要があるときに聴く一枚として、僕が持っているCD、レコードの中では最高の一枚だと思います。
地域文化が生き残るケースと、途絶えてしまうケース、その両者には、どのような違いがあり、保存・活用していくためにはどのような課題があるのか、事例を研究している。
今回は八女市にある「丸林本家」について、「八女福島丸林本家保存機構」の北島力さんにお話を伺った。
八女市八女福島地区は、古い建物や歴史的に価値の高い建物が建ち並ぶ地区で、2002年に国から「重要伝統的建造物群保存地区」(=「重伝建地区」)にも指定されている。
八女福島地区にある丸林本家は明治時代の建物で、南棟(明治初期築)、中棟(明治中期築)、北棟(明治後期築)の3軒の建物(付属屋は除く)からなる。
建物のオーナーは市外に住んでおり、約20年前から空き家になっていたが、市民有志による「八女福島丸林本家保存機構」が所有者より管理委託を受け、「伝統的建造物群保存修理事業」(=「伝建事業」)の補助を受けるとともに資金募集等に取組み、2006~2007年にかけて修理を行った。
●保存機構メンバーが中心となって補修費用を調達
このケースは、丸林本家の所有者との管理委託契約の締結という全国でも珍しい取り組みを行っているので紹介したい。
まず、2006年4月に、建物が老朽化し、朽ちそうだった丸林本家を何とか再生したいと、市民有志が集まり、任意団体の八女福島丸林本家保存機構が発足した。
同保存機構の建築士に頼んで補修費の見積もりをしてもらったところ、資金が約7,000万円必要ということだった。
NPO法人であれば、銀行から2,000万円程の借金ができるのだが、任意団体なので、銀行からの貸し付けを受けることもできない。
また、国の重要文化財になると、行政からの補助が建物の外観や構造等修理にかかる工事費の8割の補助金(八女市の場合は伝建地区内の市指定の文化財も8割の補助。修理工事費の中で、通常の場合、建物の内部に係る費用―電気や水回り等の設備及び改修、建具類等―は補助の対象から外される。)を得られるが、この建物は未指定であった。
結局、八女市から伝建事業で2,880万円(補助の限度額があり、1棟960万円×3棟)の補助を受けられることになったが、残り約4,000万円の自己資金を集めなければならない状況になった。
そこで、自己資金を捻出するために、同保存機構は八女福島の町並みの町家群の保存に理解のある市民や友人・知人などの有志に呼びかけ会員を募った。
会員には一口30万円の借入金、一般には一口1万円の協賛金を呼びかけ、なんとか20人弱の協力者を得、目標の資金が集まったそうだ。
そうして、2007年、無事補修工事が完了し、現在、改修前から希望のあった会員が、町家カフェ・木工ギャラリー兼住宅・専用住宅として活用中である。(補修工事は、改修前から希望のあった会員に設計段階から要望を聞き、その要望に十分配慮された設計内容で行われている。)
建物の維持管理は、所有者と結んでいる前述の管理委託契約(期間は25年間、管理委託料は無料、固定資産税は同保存機構が負担)に基づき同保存機構が行っており、建物利用者からの毎月の利用収入によって、長期になるが年に1回借入金を返済しているとのことである。
なお、伝建地区の場合、伝統的建造物は保存に同意をすれば固定資産税は免除される。
●景観・建造物の保全の特異な例
丸林本家のケースは、建物の補修から活用に至るまでのプロセス及びその後の維持管理について、任意団体が、オーナーと管理委託契約を行い実行するという、非常に珍しいケースである。
重伝建地区内にある建物は行政からの補助が出るとしても、自己負担の資金は必要なわけで、3棟分とはいえ補修費の内の4,000万円という自己資金を集めるのは並大抵のことではない。
モチベーションは、文化遺産を後世に伝え残したいという使命感や価値のある景観と建物を守りたいという思い。
建物のオーナーでなくても、地区の文化遺産や価値のある景観や建物を守りたいという強い使命感や思い入れのある人がいれば、何らかのアクションが動きだし、周囲の人の共感を得ながら活動が広がっていくという好例だと思う。
今日は佐賀で打ち合わせ×5本。
観光戦略や農業振興、市場調査、文化保存など、様々なテーマのお話を聞いた。
帰りのバスの中でブログを書いてます。
先日、東京のとある有名なコンサルタントA社の方々にお話をお聞きする機会があったのだが、合併でお客さんの数が減っている状況や、仕事の単価が下がっていることなど、仕事を取り巻く状況は似ているとおっしゃっていた。
また、所員の人数や、中間となる40代がいないことなど、所員構成も似ていた。
だが、仕事へのアプローチの仕方は大きく異なっている。
A社は、仕事のエリアは全国広く対象として、観光・景観というテーマの専門性を極めていくというスタンス。
うちの会社は、仕事のエリアは特定の地域に入っていき、ある程度扱うテーマは広くとって、何でも相談に乗りますというスタンス。
テーマとエリア、どちらの専門性を磨いていけばいいのだろう。
どちらもプロフェッショナルになれば最高なんでしょうが…。
将棋の羽生さんの名言に、「インターネットによる学習の高速道路の整備と、その先の大渋滞」という言葉がある。
この言葉は、「インターネットによって情報が入手しやすくなった分、誰でもある程度のレベルまで到達することが簡単になったが、一定のレベルから上に行くまでに激しい競争がある」といった意味だが、このことはコンサル業界にとっても大問題。
情報化が進んで、ある程度の知識はすぐに手に入る時代。
そして、世の中の流れはびっくりするほど速い時代。
これは、言い換えれば、本当のプロフェッショナルにならなければメシが食えない時代。
そして、たとえプロフェッショナルになったとしても、その専門性はすぐに古くなる時代。
この時代を生き抜くには、様々な道があるのだろうが、田坂広志さんが「職業的な智恵」と言うように、全ての仕事に通じる技術を磨く必要があるということだと思う。
全ての仕事に通じる技術とは、情報の入手方法や、対話において言葉を選ぶセンス、人の心を感じ取る力、物事を反省して次に活かす技術など、普通のことのように見せて、実は難しいこと。
こういう“普通だけど難しいこと”のレベルアップを意識して毎日を過ごせば、僕も今より少しは成長できるかも。
昨日から、長崎県平戸市に出張。
平戸の海の幸を食らう。
太刀魚の刺身と鯨のマリネが美味かった。
売れるか売れないかは時の運もありますが、売れてる商品は、素材選びから売り方まで、かなり細かく作り込んでます。
今回取り上げられた商品は、以下のようなもの。
●健康志向
おさかなドーナツ(野中かまぼこ)
新商品が注目された結果、定番のかまぼこの売り上げも伸びたそうだ。
お魚ステーキ(有限会社杉永蒲鉾)
見た目はステーキ。味は丸天に近い。
魚嫌いの子ども対象の商品。
第58回全国蒲鉾品評会農林水産大臣賞受賞。
しそジュース(アグリコ株式会社)
大分大学との共同開発で、有効成分を科学的に実証。
経営母体である醤油屋の販路を活用。
無添加いりこせんべえ(長崎クリエーション)
いりこやイカ、アゴなどをプレスしただけ。
でもコレが美味い!酒のつまみにもいい。
原料には、市場に出せないB級品などを使用。
子どものおやつとして、健康志向のお母さんに人気なんだそう。
●メディア戦略
赤い恋人(秋山食品)
コンニャクに明太子を入れたもの。意外と美味しい。
キワモノ好みの人へのお土産にいかがでしょう。
「さんまの発明王」や「笑っていいとも」などで取り上げられたらしい。
●販路戦略
あまがせバラジャム(萬屋)
紅茶に入れて楽しむ、ハイソな奥方向け商品。
百貨店との共同開発、百貨店の販路を活用。
●物語づくり
梅そうめん(太宰府観光協会)
太宰府市で出土した木管に書かれていた「天草産の塩を太宰府天満宮に献上」という言葉にちなみ、天草産の献上願塩を使用。
原料選びからパッケージ、ディスプレイの仕方まで、こだわりぬいた上に開発された、キングオブ素麺!?
限定品ですが、機会があれば一度ご賞味あれ。
受験を控えた方など、特にオススメ。
【クリアしたいハードル】
・消費者のニーズを把握
・ターゲットの確定
・地元に何があるのか、資源を見極める
・商品開発技術の確保
・資源の物語性を演出
・ターゲットへの流通経路を確保
・メディアへの露出の仕方、商品のPR戦略を立てる
・商品パッケージ、ディスプレイ作成

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