食の安全とコストのバランス

近年、消費者の食の安全への意識が益々高まっているようです。
先日、NHKスペシャルで、食品の偽装を暴くGメンの活動や、産地偽装について特集されてました。
以前は台湾産のうなぎを国内で加工すれば、「国産」と名乗ることができたけれど、法律が改正されて、「台湾産」と表示しなければならなくなり、売り上げが激減したそうな。
もとは同じものなのだけどね。


消費者の食に対する意識の変化について、ちょっと調べ物をする機会があり、独立行政法人農林水産消費技術センターのデータを見てみました。
企業の食品自主回収件数は、平成18年の351件から平成19年にかけて倍以上に増加し、839件となっています。


この理由について、同センターに聞くと、「平成19年1月、不二家の期限切れ原材料使用問題を機に、消費者の食の安全への意識が高まり、企業が自社製品をチェックした結果、不正がボロボロ見つかった」とのことでした。


平成19年の自主回収原因の内訳を見ると、「表示偽装」が約4割を占めており、この中には社会問題化した産地偽装などが含まれています。
平成20年の自主回収件数も、平成19年とほぼ同程度で推移しているとのこと。


食品自主回収件数と家計に占める食関係支出の関係を重ねて見ると(下グラフ)、自主回収件数の増加に対して、消費者の食にかけるコストは変化していません。
企業にとっては、頑張って製品の安全性を確保するためには、それなりのコストがかかるはずですから、今は少し苦しい時期なのかもしれません。


我が家は、食の安全に対しては少々目を光らせる程度。
安いにこしたことはないけど、安全も捨てがたいという中途半端な態度。
ですが、共感できる企業や生産者、物語性のある商品に対しては、財布のヒモがゆるみまくるというスタンスです。

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